料理評価について1 ザガットサーベイとミシュラン

料理評価について1 ザガットサーベイとミシュランアメリカ

ザガットサーベイとミシュランの違い

先生:今回は「ザガットサーベイ」についてお話ししましょう。

学生: ザガット?聞いたことはあるけど、よく知らないです。

先生:ザガットサーベイは1979年にティム・ザガットとニーナ・ザガットが、レストランを利用する人たちの評価を収集する評価方法として設立したものです。

当初は、ニューヨークでの食事体験について友人たちにアンケートを取るという、趣味のプロジェクトとしてスタートしました。

学生:では、ミシュランガイドブックと違うのは、お客のレビューに基づいている点でしょうか。

先生:その通り、アプローチが異なります。ザガット・サーベイは様々なお店で体験したことを投稿するボランティアによる大規模な相互評価に基づいています。

レビューの内容は、料理、内装、サービス、コストなど多岐にわたります。各項目は30点満点で評価され、最終的なスコアは平均化されます。

学生:反対にミシュランガイドってどんな発祥なんですか?ミシュランってタイヤのメーカーですよね?聞き馴染があるから自然に聞こえますけど、ブリジストンガイドやグッドイヤーガイドって考えると変な感じです。

先生:グッドイヤーガイドは存在していたら占星術でも書いてありそうなタイトルですね。。

ミシュランガイドは1900年にご存じの通りフランスのタイヤ会社ミシュランが作ったものです。これはもちろん当初はフランス人ドライバーのためのガイドブック本です。

オリジナルのガイドには、地図、タイヤの修理方法、自動車整備工場のリスト、ホテルやレストランの推薦など、自動車利用者に役立つ情報が掲載されていたんですね。

学生:タイヤといえば車、車といえば旅、みたいな感じでホテルやレストランのガイドも自然に載っている訳ですか。

先生:そういうことです。今ではレストランのところが特に有名になってレストラン評価の代名詞になっている訳ですよ。

近年の進化

学生:ザガットサーベイについては進化はありますか?ミシュランと比べるとかなり最近のものともいえますしあまり変化はありませんかね?

先生:ザガットサーベイはニューヨークから世界の複数の都市に拡大して、レストランだけでなく、ホテルや劇場、その他のアトラクションなど、その範囲を広げていますね。

2011年にはGoogleに買収されGoogleのサービスの一部として一時期オンラインで利用できるようになりました。その後2018年には、レストランのレビューサイトを運営するThe Infatuationが、GoogleからZagatを買収しています。

ミシュランよりもっと身近。文化に溶け込んでいるザガットサーベイ

学生:今では本だけではないんですね。

先生:その通りです。ワインレッドのアイコニックなガイドブックは今も発行されていますが、ザガットはデジタル時代も受け入れています。モバイルアプリもありますよ。

学生:ザガットのようなカスタマーレビューがあれば、お店を決めるときに便利なんですよね。

先生:そうですね。ミシュランガイドブックと同じように参考になります。

レストラン側としてもミシュランのようにザガットサーベイは掲載するレストランに大きな影響を及ぼします。高得点であればビジネスの拡大につながりますし、逆に低得点であれば不利になることもあります。

学生:日本ではウェブやアプリでのレストラン評価サイトの最大手の食べログの問題が一時期毎日テレビのニュースで取り扱われるくらい話題になりました。

ガイドブックが持つパワーは大きいですからレストランにとっては利用できると同時に脅威ともいえますね。

レストラン評価の民主化

先生:まったくその通りです。ザガットは情報のコラージュや見せ方も注目すべき点ですよ。

それに採点プロセスについてややミステリアスで秘密主義的なミシュランガイドとは異なり、Zagatは透明性と集団の力に頼っています。各レストランは一般客によって評価され、評価は全レビュアーの平均点を反映しています。

学生:とても民主的ですね。

先生:クラウドソーシングによるレビューの利点です。

しかし、この方法には長所と短所があります。一方では、レビューのプロセスを民主化し、実際にレストランで食事をする人たちに力を与えることができます。一方で、レビューが主観的であったり、個人的なバイアスに影響されることもあります。

学生:レストランに行くときにどちらを使うか、また何も使わないかの判断は場所や状況、また対象となる料理によっても違ってきそうですね。

先生:そういうことですね。食べ物は路上で売ってる凄くシンプルなホットドッグから北欧の新進気鋭の高級創作料理店まで色々ありますからね。

少数のプロが適していたり、多数の街の美味しいものを知っている公衆が適していたりする場合もありますし。

学生:場合によっては自分だけ好きだけど空いている店というのもあるかもしれませんからね。

先生:そういうことです。人の味覚も食べるシチュエーションも無数にある訳ですし、色んな指標や意見があるのはいいことですよね。

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