フォンダンショコラの発祥  溶岩のケーキ

フォンダンショコラの発祥  溶岩のケーキヨーロッパ

別名・チョコレート・ラバ・ケーキ

先生:フォンダンショコラ、正確にはフォンダン・オ・ショコラ。英語ではカットすると溶岩(LAVA)が流れるさまからチョコレートラバケーキと呼ばれます。LAVAは国によるかもしれませんがホットヨガのLAVAでお馴染みの単語かもしれませんね。

とにかく、シンプルで完璧な、そして贅沢なデザートです。ご存知でしょうか?

学生:はい!私の大好きなデザートのひとつですよ。外は普通のチョコケーキのようなのに、切り分けると温かいチョコレートがあふれ出てくるのがたまらないです。

ミシュランスターシェフによるフォンダン・オ・ショコラ

先生:そうですね。しかし、これは料理の歴史から見ると、比較的最近の作品なんですよ。古代のデザートとは異なり、このお菓子は20世紀後半に作られたと言われています。

フォンダンショコラの発祥はフランス、それともアメリカ?

学生:そうなんですか。ところでフォンダンショコラを発明したのかはわかっているのでしょうか?

先生:起源については議論があります。1980年代に活躍したフランス人シェフ、ジャン・ジョルジュ・ヴォンゲリクテンの説もあれば、同じくフランス人シェフのミシェル・ブラスが1981年に考案したとする説もあるようです。

学生:二人いるんですね。あれ、でもそれなら起源はフランスということですよね?料理名もフランス語ですし。

先生:いやフォンダンショコラの起源はフランスかアメリカというのが結論ですよ。微妙なところなんです。

フォンダンショコラを作ったシェフの一人であるジャン・ジョルジュ・ヴォンゲリクテンは1987年にニューヨークのレストランのメニューに導入したのです。

学生:パリじゃないんですね。。

先生:そうなんです。世界的に知られるようになったのはこのアメリカでデビューしたことが大きいかもしれません。ヴォンゲリクテンのフォンダンショコラはセンセーションを巻き起こしてニューヨークを沸かせ、その後に世界中のレストランがそのレシピを再現しようとしました。

学生:美味しいし、ビジュアル的なインパクトもありますもんね。

先生:その通りです、単に美味しいだけでなく体験としての話題性を持っている料理ですね。

近年の革新についても言及しておくと、シェフたちがフォンダンショコラに独自の新しい工夫を凝らしていることがあげられます。例えばフルーツのフィリングを入れたり、ホワイトチョコレートやキャラメルを入れたり。

学生:私は知らなかったですそれ。思いつきました、小石のチョコでも入れたらリアリティが出そうです。

先生:リアリティと同時に駄菓子っぽさが出ているような気もします。

学生:確かに…。

チョコスフレとブラウニーとの関係

先生:そういえばフォンダンショコラは、もうひとつの有名なデザートであるチョコスフレとよく比較対照されます。どちらも焼いて熱いうちに食べるデザートですが、スフレは軽くてエアリーな食感で、フォンダンは濃厚でリッチな粘りがあります。

学生:なるほど。

先生:スフレとフォンダンでは、食べ方がまったく違いますけど、調理には似ている点がありますね。どちらも正確さと慎重さが要求されます。オーブンで2、3分焼くだけで、スフレはケーキに、フォンダンは普通のブラウニーに変わってしまうのです。

学生:スフレくずれのケーキ、フォンダンショコラの失敗したブラウニー、なんだかそれはそれでおいしそうですね。

先生:言われてみれば。

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