世界のドーナツの種類一覧まとめ

世界のドーナツの種類一覧まとめアメリカ

世界の色んなドーナツメニューの一覧表

まずは色んなドーナツメニュー一覧表でまとめてみた。ドーナツの一般名とも言える各メニューのリストである。

そして今回は以下で幾つかを詳しく説明させてもらえればと思います。

ドーナツの種類主な特徴生地の種類フィリング/トッピングカロリー (約)
グレーズドドーナツシンプルで甘いグレーズがかかっている。イースト生地なし200
ボストンクリームドーナツ中にカスタードクリームが入っており、上にチョコレートがかかっている。イースト生地カスタードクリーム、チョコレート300
ジェリーフィルドドーナツ中にフルーツジャムが入っており、粉砂糖が振りかけられている。イースト生地フルーツジャム250
チョコレートグレーズドグレーズドドーナツにチョコレートがかかっている。イースト生地チョコレート250
シュガードーナツシンプルな砂糖がまぶされたドーナツ。ケーキ生地なし200
ロングジョンドーナツ細長い形状で、クリームやジャムが詰められている。イースト生地カスタードクリーム、フルーツジャム300
フレンチクルーラー軽やかでフワフワした食感、上にグレーズがかかっている。イースト生地なし250
アップルフィッターりんごのスライスが入ったドーナツで、シナモン風味。ケーキ生地なし300
ベアクロー大きな形状で、アーモンドやナッツがトッピングされている。ケーキ生地アーモンド、ナッツ350
スフガニヨット中にジャムが入ったユダヤの伝統的なドーナツ。イースト生地フルーツジャム300
モチドーナツもち米を使った、弾力のある食感のドーナツ。モチ生地なし200
クロナッツドーナツとクロワッサンのハイブリッド。パフペストリー生地クリーム、フルーツ400
バナナドーナツバナナピューレが入ったドーナツ。ケーキ生地なし250
ポテトドーナツマッシュポテトを使用した、しっとりとした食感のドーナツ。イースト生地なし300
ドーナツの種類一覧まとめ表

ベアクロー?スフガニヨット?クロナッツ?色んなドーナツ説明

ロングジョンドーナツ

ロングジョンドーナツは、長方形の形状を持つイースト生地のドーナツで、通常はグレーズやアイシングでコーティングされています。見た目はほとんどエクレアみたいです。

中にはカスタードクリームやジャムが詰められています。

歴史的に見ると、ロングジョンの起源は明確ではありませんが19世紀のアメリカにさかのぼると考えられています。

オランダの「オリークック」という揚げ菓子が影響を与えたとも言われていますがちょっと謎です。アメリカでは特に中西部から広まり、現在では多くのベーカリーやドーナツショップで見られるメニューです。

Fry eclairs! We have 4 types of Long John Donuts…

ロングジョンドーナツはアメリカの中西部や、位置は離れていますがカナダで特に人気があり、また、他の地域では「クリームスティック」と呼ばれることもあります。

フレンチクルーラー 名前の由来って?

ドーナツ好きであれば今更と思われるかもしれないですが、フレンチクルーラー。

改めて特徴を言うと、シュー生地を使用して作られたリング状のドーナツです。

外側はカリッとし、内側は軽やかでエアリーな食感が特徴です。通常は甘いアイシングでコーティングされています。

フレンチクルーラーという名前の由来は、オランダ語のkruller(曲がった)。

そしてフレンチの方は19世紀初頭にフランスで発展したことからです。

アップルフリッター

アップルフリッターは、リンゴのスライスなどを生地に混ぜて揚げたドーナツです。

外側はカリッとし、内側はしっとりとした食感が特徴です。通常はシナモンや砂糖で味付けされていて、甘いグレーズがかけられることが多いです。

The Best Glazed Apple Fritters!! Super Soft & Fluffy Apple Donuts

こちらもですがオランダが関係し、オランダ移民がアメリカに持ち込んだドーナツです。

特にアメリカの秋の季節に人気があるドーナツで、リンゴの収穫時期に合わせて作られることが多いのです。

リンゴのスライスを生地に混ぜて揚げるのが一般的ですが、時にはリンゴのピューレを使用することもあります。そちらはそちらでより濃厚なリンゴの風味が楽しめます。

ベアクロー(Bear Claw)

ベアクローは主にデニッシュ生地で作られるベアクロー、つまりクマの手の形のドーナツです。

この特徴的な形状は爪のように見える切り込みが入っていて、その生地にアーモンドペーストやナッツ、場合にいよってはフルーツフィリングやクリームチーズなどが詰められることもあります。

このドーナツは1910年代中頃にアメリカで発祥しました。そしてそれ以来、特に州の旗や大学の旗などにもクマが入っていることでも有名なカリフォルニア州で広まりました。(これはたまたまだと思います)

Almond Bear Claws Recipe

ベアクローは外側がサクサク、内側はモチモチ、甘さとナッツの風味が絶妙に組み合わさったドーナツといえるでしょう。コーヒーと一緒に楽しむことが多く、朝食としても人気があります。

最近ではさまざまなバリエーションが登場しているようで、チョコレートやフルーツを使ったものもポピュラーといえます。

スフガニヨット(Sufganiyot)

スフガニヨットは、ユダヤの祭りハヌカーの期間中に食べられる丸いジャム入りのドーナツです。

かなりしっかり揚げられたこのドーナツは、通常、イチゴやラズベリーのジャムで満たされ、粉砂糖で覆われています。

スフガニヨットの名前はイスラエルのヘブライ語でいうところの「吸収する」という言葉に由来しています。

このドーナツの起源は15世紀に遡り、当初はオイルを使った揚げ物がユダヤ人の祭り、ハヌカーの伝統的な食べ物として食べられていました。

ハヌカーの油の奇跡を象徴する食べ物とされていて、ユダヤ人の多く住むアメリカだけでなく、イスラエルでも非常に人気があります。

こういうことなのでスフガニヨットはハヌカーの期間中には特に人気があってイスラエルではほとんどの人々がこのドーナツを食べるようです。

スフガニヨットは揚げた後に粉砂糖を振りかけることが一般的で、フィリングも様々な種類が存在します。

How It’s Made: Sufganiyot (Jelly Donuts) with Frena Bakery

クロナット(Cronut)

クロナットは、その名の通りクロワッサンとドーナツを組み合わせた新しいスタイルのドーナツです。見た目はドーナツ中身はクロワッサンです。

2013年にニューヨークのドミニク・アンセル・ベーカリーのシェフのドミニク・アンセル本人によって発明されました。

クロナットはクロワッサンのサクサク食感を持ち、通常はクリームやフルーツでフィリングされています。特に、バニラクリームやチョコレートクリームが人気といえます。

このペストリーは発売当初から大きな話題を呼んでクロナット上陸時の日本でもそうでしたが、行列ができるほどの人気を博しました。ユニークな見た目と食感からソーシャルメディアでの拡散が進んで瞬く間に世界中に広まったお菓子です。

ちなみに製造には約3日かかります。更に毎月新しいフレーバーが登場し、これまでに36種類以上のフレーバーが提供されています。

クロナットは、他のドーナツと違ってダンキンドーナツやクリスピークリームドーナツ、ミスタードーナツといったチェーンや、他の個人店などにもありません。

ドミニク・アンセルベーカリーでのみ購入できる看板商品のため、特に人気があります

Dominique Ansel, inventer of the cronut, makes a frozen s’more

そう、そしてなんとドミニク・アンセルは日本でも一時期流行ったフローズンスモアの発明者でもあります。

個人的には本物は食べたことないけどコンビニのスモアを流行期に食べた記憶w

ドミニク・アンセル・ベーカリーは例のあれのせいで今では日本撤退してしまっているので、しっかりお店に行っておけばよかったと後悔。どっちもめちゃくちゃ美味しそう。。

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