お馴染み中国料理 初級編
チャーシュー(叉燒):南北朝時代にはすでにあった歴史ある肉料理。一言で言えば豚バラ肉を漬け込んだ柔らか煮である。地域的には広東や福建など南西部で特にポピュラー。
坦々麺(擔擔麵): 豚ひき肉とごまやピーナツソースの四川風ピリ辛麺。坦々というのは担いで売り歩いていたという由来から来ている。ぜひ聞き慣れた担々麺もこちらの動画などで本場のを見てみてほしい。
お粥(粥): 一般的に朝食や、病気の時にもよく食べられるお粥の一種。実は中国の歴史と同じくらいの歴史がある。
点心(點心): 小さな蒸籠や小皿に盛られた料理の総称である。具体的には焼売や小籠包などだ。特に広東などでメジャーである。歴史的には宋の頃(10世紀くらい)よりある。
豆腐: 大豆の凝乳から作られる豆腐。
麻婆豆腐: 豆腐をスパイシーなソースで味付けしたもの。
北京ダック(北京烤鴨): 皇帝時代から作られている北京の有名なアヒル料理。食べるのは皮である。基本的に薄いふかふかのパンと食べる事が多い。
シュウマイ(燒賣): 中国の伝統的な餃子の一種で、通常豚肉やエビが入っている。本場中国においては椎茸や玉ねぎ、タケノコなどもポピュラーな具材である。
春巻(春卷): 野菜や肉を巻いた前菜。
ワンタン(雲吞): 肉やシーフードが入った餃子の一種で、スープに入れたり揚げたりして食べる。
小籠包: 肉とスープが入った蒸しパンで、竹製の蒸し器で提供されることが多い。
青椒肉絲(チンジャオロースー): 豚肉とピーマンの炒め物。
火鍋:中国の鍋料理である。中国では外食の定番料理のような地位でもある。
牛肉麵: 台湾で人気の牛肉麺。パクチーや八角などで味付けされている。
月餅: 旧暦8月15日の中秋節に食べる伝統的な中国の菓子。ちなみに砂糖だけでなく卵黄やラードなどを使うため小さいものでもなかなかのカロリーである。
朝食の定番、油條? 中級編
世紀卵(皮蛋):ピータン。半透明のゼリー状の卵である。
麻辣:マーラーは辛くてしびれる人気の中華調味料。
包子: パオズ。肉や野菜の入った蒸しパン。
魯肉飯(滷肉飯):日本でも定番になりつつあるルーローファン、台湾風の豚の角煮丼である。
豆花: トウファは豆腐のデザート。シロップ、ピーナッツ、小豆やタピオカなどをかけて食べる。
揚げ饅頭(炸饅頭): 揚げた肉まんに練乳をかけて食べる。メロンパンではないが外はさっくり中はふんわりである。朝食として豆乳と一緒に食べられることも多い。
油條: 朝食によく食べられる。揚げまんじゅうの細いバージョンともいえる。
佛跳墻: フカヒレ、ナマコ、アワビなどが入った豪華な福建風スープ。
宮保雞丁: クンパオチキンやゴンパオチーディンと呼ばれる中国では定番中華の一皿。鶏肉、ピーナッツ、野菜,唐辛子のスパイシーな炒め物料理である。
チャウミン(炒麵): 野菜や肉が入った炒め麺。日本だとミスタードーナツで食べる機会が一番多いかも?
ラジチー(辣子雞): 鶏肉に花椒(四川山椒)と唐辛子を加えて高温で揚げたもの。
粽子: もち米に様々な具を詰め、笹の葉で包んだもの。
海南チキンライス(海南雞飯): ポーチドチキンと味付けされた米料理。チリソースが添えられ、通常はキュウリが添えられる。
泡菜から豆腐脳まで 上級編
バクチョール・ミー(肉脞面): シンガポールやマレーシアでポピュラーな料理。
チャイ・トウ・クワイ(菜頭粿): 大根と米粉で作った揚げ人参餅。
チャー・クウェイ・ティオ(炒粿條): 平たいライス・ヌードルとエビ、血貝、ラップ・チョン、卵、もやし、ニラの炒め物。
グアバオ(包割): 平たい蒸しパンに肉や調味料を挟んだ台湾のハンバーガー。
肉夾饃(ロウジアモ): 中国式ハンバーガー。
福建麵(Hokkien Mee): 福建省発祥の海鮮入り炒め麺。
煎餅: クレープの一種で、人気の屋台料理。
ローミー(滷麵): 中国風の麺料理。とろみのある肉汁と太い黄色い平麺が特徴。
年糕(ニャンガオ): 旧正月に食べるもち米の餅。
泡菜: 四川の漬物である。
水煮魚(Shui Zhu Yu): 四川料理の魚の煮付け。
タンユアン(湯圓): もち米で作ったおにぎりで、あんこ、ゴマペースト、ピーナッツバターなどが入っている。
豆腐腦(ドウフウナオ): 漢字がなんだかボクサーにヘッドショットをやられた時のようだが、豆腐を醤油などの調味料で味付けした美味しい料理。
火山(Huo Shan):こちらは炎で調理した料理を表現する言葉。
臘八粥: ラバ粥。伝統的にラバ祭りで食べられる。この辺りはさすがにマニアックすぎるかもしれない。料理マンガの美味しんぼで言っていたが中国人の食の執念を感じざるを得ない。。
魯宗(肉粽): こちらはシンプルに肉入りもち米を笹の葉で包んだもの。
タン・クー(糖醋): 砂糖と酢を使った甘酸っぱい料理。
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